ART TRACE 企画シンポジウム

美術批評集成『1955-1964』について

先頃、藝華書院から『美術批評集成 1955-1964』という大部のアンソロジーが出版された。類書のないこの画期的な試みは、美術批評の黄金時代ともいえる10年間に焦点を当て、その時期に発表された美術批評──入手困難になった希少な批評文や作家の言葉やマニフェストなども含む──から、 編者たちが歴史的に重要と判じた約300本の文章を収録している。長い時間をかけて編まれたこのアンソロジーの出版を記念して、編者5名が一同に会し、そのコンセプト、編集方法、制作の過程で経験した諸問題、この時代を特徴づける社会背景や美術の動向、明らかになった美術批評そのものの性格と内容、 さらには今後の展望などについて、カジュアルに語り合うトーク・セッションを開催する。質疑応答の時間も十分に設け、この歴史的な一冊の誕生について多元的な議論を展開する予定。奮ってご参加ください。

林道郎 

>>藝華書院『美術批評集成 1955-1964』 

パネリスト
熊谷伊佐子(元東京都現代美術館学芸員)
林道郎(上智大学国際教養学部教授)
藤井亜紀(東京都現代美術館学芸員)
松井勝正(東京造形大学・武蔵野美術大学非常勤講師)
光田由里(多摩美術大学教授)

日時:2021年8月13日(金) 19:00~21:00
参加費:無料

本イベントは、オンライン配信(Zoom)の同時視聴でのみ、ご参加いただけます。
参加をご希望の方は、こちらからお申し込みください。

お申し込み時登録いただいたアドレスに、開催前日の8/12(木)の夜、info@arttrace.org からZoomのリンクをお送りいたします。
※チケットの発送はございません。
お問い合わせ、ご質問につきましては info@arttrace.org にて承ります。

※アーカイブ配信については未定となっております。