ART TRACE PRESS 06

松浦寿夫 松井勝正 責任編集

ART TRACE PRESS 06

特集 抽象の問題群をめぐって

2026年1月10日(土)刊行
A5判
定価:本体2900円+税

▪️2021年、二回に渡り開催された抽象をめぐるシンポジウムの収録、
 登壇者の田中正之、河本真理、松井勝正、松浦寿夫による特集テキスト

▪️モンドリアンの著作を陶山大一郎、松浦寿夫による翻訳で掲載

▪️山本起也「グリーンバーグと装飾」、マニゴ・ヴァンサン「写真とフィクション作品」特別寄稿

▪️桑田光平 連載「ジャコメッティと詩人たち」

▪️沢山遼、松井勝正、松浦寿夫による書評、レビューなど



ART TRACE PRESS 06号 目次

特集 抽象の問題群をめぐって

シンポジウム 第一回 「抽象は何をもたらしうるのか」
パネリスト:田中正之 松浦寿夫 林道郎 松井勝正

シンポジウム 第二回 「キュビスム──抽象への抵抗」
パネリスト:田中正之 河本真理 松浦寿夫 林道郎 松井勝正

脱物質化される色彩──マティスのなかのロスコ/ロスコのなかのマティス
田中正之

抽象とコラージュ──〈あらゆる事物を関係づける〉創造
河本真理

抽象芸術の問題系
松井勝正

抽象の問題群
松浦寿夫

[モンドリアン再読]
家、街路、都市
陶山大一郎 訳

ジャズと新造形主義
松浦寿夫 訳

インタヴューと書簡
松浦寿夫 訳

訳者解題
松浦寿夫


グリーンバーグと装飾
山本起也

写真とフィクション作品──フォト・コミックとその再生の可能性
マニゴ・ヴァンサン


連載 ジャコメッティと詩人たち(6)
「形而上学な空虚」──ジャック・デュパン
桑田光平

レビュー To All Appearances──どう見ても明らかに
松浦寿夫

書評:加治屋健司著『絵画の解放』
松井勝正

ミニマリズムと弁証法的イメージ:ジョルジュ・ディディ= ユベルマン 『われわれが見るもの、われわれを見つめるもの』書評
沢山遼


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